土壌汚染対策法に基づく指定調査機関や、その関連企業より依頼・委託される業務を、調査から分析・測定、モニタリング、浄化対策として導入される装置等の点検記録や調整まで、非常に幅広い範囲で行っております。
また、それに伴う、写真記録、土質柱状図、分析結果、データ記録等の報告書作成も行います。
作業員は経験豊富なベテランから新人まで居りますが、守秘義務や現場でのルールを厳守し、土壌汚染に関わる知識を身に付けて、誠実に対応することをお約束致します!
また、関連する器材や消耗品などの販売も承ります。お気軽にお問合せ下さい。
動画の閲覧はこちら ▶
(YouTubeへリンクします)
経済産業省のYouTube公式チャンネルにて、土壌汚染対策法に関する動画が公開されております。
土壌汚染対策法の制定にいたるまでの経緯や、
内容が分かりやすくまとめられた動画となっておりますのでご紹介いたします。
工場や事業場の方はもちろん、当社の取組みをよりご理解いただくためにも
ご興味のある方は是非一度ご覧ください。
ご参考:「土壌汚染対策法のしくみ」(環境省ホームページ)
各フェーズにおける具体的な業務内容を以下にご紹介します。
大まかな調査の流れ ~ 当社ではフェーズⅡより業務をサポートしています ~
・コア抜き
アスファルトやコンクリートなど地表面に被覆がある場合、コアカッターで削孔し、被覆を取り除きます。
・表層土壌採取
地表面から50cmまでの土壌をWスコップやオーガなど用いて採取します。
・表層土壌ガス採取
地表面から1m程度までボーリングバー等で孔を開け、採取管を設置して1m付近の土壌ガスを採取します。
・GC分析
当社では依頼先所有のGC分析機器を使用し、採取した土壌ガスの現場分析も行なっております。
・ボーリング調査
概況調査で汚染の超過が確認された区画において、汚染がどの程度まで浸透しているかの調査が必要です。
ボーリングマシンを使用し、深度毎の土壌を採取します。
・地下水調査
状況に応じて地下水で汚染が確認された時には、その範囲を絞り込みます。周辺の地下水をボーリングマシンで掘削し、採取していきます。
・観測井戸の設置
必要に応じて地下水の流向や採水の為の観測井戸を設置します。対策工事の揚水井戸やその後のモニタリングの観測井戸の施工も行っています。
・バイオ法による栄養剤注入工事
対策工事の工法には微生物を用いて有害な物質を分解して、濃度を減少していくものがあります。微生物を活性化させるための薬剤を溶解し、地下へ注入していきます。
・土壌浄化電気発熱法による対策工事
機材・製作に関わる一式を販売しております。
・水位測定
敷地内の各井戸の地下水位を測定します。地下水の流向や水位の増減を把握します。
・サンプリング
指定された観測井戸から、パージング(井戸内の水を抜き、新鮮な地下水に入替える)を行った後にベーラーやポンプを用いて地下水を採水します。
・現場測定・サンプル発送
必要に応じて採取した地下水の現場分析や水質の測定を行います。採取した地下水を専用の容器に入れ、指定された分析機関へ検体を発送します。
プラント設備や土壌浄化設備等の性能を長期的に維持するためには、各種設備の点検、部品交換、調整、改善の提案が欠かせません。
当社におけるプラント設備メンテナンス関連業務では、ろ過器の内部点検やろ材の入れ替え、汚泥乾燥機の整備や清掃、内部機器の肉厚測定、FRP水槽の補修、熱交換器の内部清掃や点検を行っています。
浄化設備メンテナンス関連業務では、揚水ポンプの分解洗浄やポンプ交換のほか、揚水井戸孔内のスクリーン部の洗浄、浄化装置のデータ測定と記録、運転調整等を行っています。
敷地内に設置された揚水井戸は稼働するにつれ汚泥が付着し揚水能力が低下していきます。そのため、定期的に井戸管孔内の洗浄や揚水ポンプの分解洗浄、稼働状況の記録を行います。
揚水井戸から汲み上げられた地下水に含まれる汚染物質を地下水から取り除く処理設備もまた、定期的なメンテナンスが必要です。浄化設備を分解して溜まった汚泥などを洗浄して取り除き。運転の調整等も行います。
UV殺菌装置は紫外線殺菌灯を使用したシステムで、対象となる細菌に不活性化処理を施すことで増殖抑制と無害化することが可能です。熱や薬品に耐性を持つ細菌にも効果を発揮します。
当社ではUV殺菌装置の製造メーカーが実施するメンテナンス作業をバックアップ、サポートしています。
上下水道局施設や飲料メーカー等で使用されているUV殺菌装置の紫外線ランプは定期的な交換が必要です。
UV殺菌装置メーカーの担当者と同行してランプの交換やその他の部品交換、不具合の対応などのサポートを行っています。
上水道や飲料水の最終的な殺菌を行う装置なので、細心の注意が不可欠です。また、部品の取り扱いにも充分に気を使いながら作業を進めていきます。